謹賀新年

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皆様あけましておめでとうございます。
今年もよろしくお願いします。

今年の年末年始も我が家は静かでした。
少しだけお節をつくって、年越しそばを食べたら、それで終わり。

紅白を見る人もいないので、母はクラシックを、オヤジは演歌を、私はドラマを見ながら、大晦日の夜を思い思いに過ごしました。
そして年越しの瞬間にはオーストラリアの姪っ子にLINEをかけて
「あけましておめでとう!」
を言いました。
「今年は会えるかな」
「早く会いたいね」
そればっかり言ってました。
母はちょっと泣きそうでした。
もう2年も会えていないから。

ここで我が家の現状を。

母は本を読んだりテレビを見たりして過ごしています。
今日は朝から初売りに参戦、福袋をゲットしてご機嫌です。
このあと2人バイオリンの練習をする予定。
今年はUSJへ連れていってあげたいなあと夢みています。

オヤジは一日中テレビの前から動きません。
年賀状を書いてもらおうとしたら、ろくに文字を書けませんでした。
夕方から親戚の家へ遊びにいくのだけど、トイレのたび汚してしまうので心配です。
突進歩行も増えつつあり、ゆっくりですが進行しております。

サンジはそこそこ元気を保っています。
食事がなかなか摂れませんが、私の手からは食べてくれます。

シシィは私たち家族のルーティン・チェックを欠かしません。
朝は私を起こし、夜は母を寝かしつけ、サンジがゲロ吐いたら教えてくれ、深夜の見回りもしてくれ、オヤジが転倒したら真っ先に駆けつけます。
頼もしいにゃんこです。

私はまだ復活しません。
体調はいいのだけど、文章のリズムが狂ってしまって戻ってこないのです。
暇を見つけては勉強してるので、もしかしたら、教科書のへたくそな文章とか、過去問のつまんない問題文とかに毒されているのかも。
・・・ほんとおもしろくない文章ばっかり読んでるから!
正月のあいだに何か読んでテンポを戻さなくちゃと思います。

もう一つ。
気づいたことがあります。

去年の私。
というか、ここ10年くらいの私。
遊びが足りなかった。
圧倒的に足りてなかった!

若い頃からずーっと宝塚で友達とキャッキャしてて、徹夜で並んだり走り回ったりチャットしたりしてた。
旅行中は毎日が冒険だった。
わくわくして、楽しかった。

ここしばらく、そういう機会がない。
年をとったから?
介護してるから?
いや、余裕がないからだ。

宝塚で友達と遊ぶのも一人旅をするのも、世間的にみれば無駄な時間だ。
時間とお金を費やすだけで1円にもならない。
「そんな時間があるのなら」
と、同世代の人に言われたものだ。
「もっと有意義につかおうよ!」
きっと、それがダメなんだ。

家事をしよう、仕事をしよう、勉強をしよう。
遊ぶ暇なんてない。
そんな時間があるのなら、ちょっとでも掃除をしよう、ちょっとでも母のリハビリをしよう、ちょっとだけでも過去問を解こう。
ここ10年はずっとそうやってきたから。
だから。
ダメになった。
私はもっと無駄なことをしなくちゃダメなんだ。
1円にもならなくて、でもワクワクすることを。
熱くなれることをしよう。
人生に無駄などない。

とかいって、今はゲームしたいだけなんだけどな!
FF14で宝塚ごっこして真矢みきポーズをキメながら正月を迎えました。
人生に遊びは必要です。
こんな私ですが本年もよろしくお願いします。

コメント

  1. 宝塚がお散歩エリアなんですよね、いいな…( ´ ▽ ` )
    10月末に久しぶりに遠征しました
    新しい宝塚ホテル、行ったら気分あがりました\(^-^)/

    そうそう、どなたかも言ってました
    「無駄とは文化である」でしたっけ
    しょーもないことしてキャッキャして生きましょう。

    • 新しい宝ホ、きれいですよねー。
      まだ入ったことはないですが。
      花のみち、昔は宝塚は通学路で、庭みたいなものでした。
      現在は車で通り過ぎるだけですが、今でも懐かしい故郷です。

      無駄とは文化。
      いい言葉ですね!

  2. お久しぶりです。
    私の母は、3年前に亡くなったのですが、認知症になってからは目の前にいるのが自分の息子だともわからなくなって。
    で、若い時の同じ話をうんざりするほど、繰り返し繰り返し聞かされていたのですが、最後まで話していたのが、女学生時代(戦前)、3人姉妹でよく、早朝箕面から電車に乗って宝塚を見に行った時のことでした。
    よほど楽しい想い出だったんでしょうね。

    今年は是非、ワクワクする体験をしてくださいね。

    • シェフィーさん、お久しぶりです!
      こういうお話を伺うと、若い頃の経験って大切なんだなあと思います。
      「いいことは何もなかった」
      と仰る方もいらっしゃいますが、何度も反芻するのなら楽しい思い出のほうがいいですよね。
      お母様には幸せな思い出があってよかったです。
      私もまた「書きたい!」って思える経験をしたいと思います。

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