超弾丸!ほぼ日帰りバンコク旅行(0)

皆様、ただいまです。
超弾丸バンコク旅行から無事に帰ってまいりました。

端的にいうとこんな感じの旅でした。

・体調はいまいちだったけど全速力で走りまわった
・朝のバンコクは猫天国だった
・おそろしく楽しかった
・バンコク愛してる!

6/26 23:55発の飛行機で日本を発ち、
6/27 21:55着の飛行機で帰ってまいりました。
日付こそ変わっているものの24時間以内の帰国ですので、少々強引ではありますが「ほぼ日帰り」と称しています。

これから数回に分けて旅行記を書いてまいります。長くなりそうで申し訳ないですがしばしお付き合いください。


私にとってバンコクは因縁のある街だ。
20年前、うまれて初めて一人旅をしたのもバンコクだった。5年前、母が倒れたときに滞在していたのもバンコクだった。2か月を予定していたアジア旅行のまさに初日に母が死にそうだと電話をもらってとんぼ返りした。あのときは悲しいのと悔しいのと自分自身に対して腹立たしいのとでぐっちゃぐちゃになっていたっけ。

母を在宅介護すると決めたとき父にいわれた。
「もう海外旅行できなくなるぞ、いいのか」
しかたがないよと私は答えた。あきらめようと自分に言い聞かせた。

でも簡単にはいかなかった。旅は、私にとってすごく大事なものだから。
「恋も結婚も子供もない人生なのだからそのかわりに旅をするんだ」
とまで思っていたのに、その旅すらも失くしてしまうのか。

どうしてもあきらめきれなかった私は何度か海外弾丸旅行を計画した。だがいつも直前でトラブルが起きたり母の体調不安がでたりして実現しなかった。
「やっぱり介護しながらの旅行は無理なんだ」
と思い知った。
つらすぎて、旅行番組を見ることができなくなった。

ところがその後、私は要介護5の母をつれてウィーンに行くことに成功した。在宅介護しながらでも旅することは可能かもしれないと思いはじめた。母はショートステイが好きじゃないし、私の仕事も休めない、でもたった1日だけならなんとかなるはずだ。

探してみるとエア・アジアのバンコク行きで都合のいい便を見つけた。
・・・バンコク! よりによってバンコク。因縁の街だ。私の旅の原点であり、挫折地点でもある。世界中の他のどこでもないあの街に戻り、あの旅のつづきをしようと考えた。

今度こそ本気で挑まなくちゃいけない。そう思ってウィーン旅行を実現させたのと同じ手法をとった。まわりのひとみんなに
「日帰りでバンコクに行くから!」
と宣言してまわったのだ。このブログ上にも書いた。絶対にいくのだと万全の決意を固めてから航空券を購入した。

『日帰りで海外に行く』と話すと、よく
「もったいない!」
といわれる。
私に言わせればぜんぜん逆なのに。
やろうと思えばできるのに、何かと理由をつけてやらないほうが、ずーっともったいない。
「なんだか悲しいじゃないの。たった1日だけだなんて」
やりたいことをやらないままでいるほうが、挑戦しないでいるほうが、あきらめたままでいるほうが、ずっと悲しい。

6月26日。いつものように仕事を終わらせ、母をショートステイ施設に送りとどけ、掃除や洗濯をすべて片付けてからシャワーを浴びて家を出た。出かけ際にシシィが切なげな様子で
「あたしとお家でゴロゴロしてようよ。それが一番幸せだよ」
と話しかけてきた。それはたしかに同感だ。なのにどうして私はいつも外へ出たがるんだろう?
ちょっとだけお留守番しててねシシィさん。すぐに帰ってくるからね・・・ほんとすぐに。

私はデイパックひとつ背負って家にでた。そのとたん、背中に羽が生えた…気がした。在宅介護中の方ならわかっていいただけるだろう。家から離れる、ということがどんなに心を軽くするものなのか。

バス停は雨だった。

さあ。5年ぶりに、旅に帰るんだ。

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コメント

  1. だださん、お疲れ様です。
    無事にお帰りなさい〜( ◠‿◠ )。
    日帰り海外旅行やれば出来る!うんうん。
    楽しいタイお土産話し楽しみにしてしいます。
    また、お仕事や介護にお身体気をつけて下さい。

    • はーい、ただいまです!
      やればできちゃうものなんですよね。
      とても充実していたので短すぎる気もしませんでした。
      もう昨日から普通に仕事始まってますし、充電したぶん張り切って仕事します!

  2. ええ、ええ、わかります。わかりますとも。
    ワタシもそうやって朝一の飛行機で北海道に飛んで、旭山動物園でアザラシ眺めてました。
    「もっと長い日にちで行けば」
    「一人じゃ寂しいでしょう」
    「皆で行けばいいのに」
    「何が楽しいの」
    楽しいわー!
    介護の相手から、家から、身内から離れられる時間はまるで夢のように幸せでした。
    オムツも着替えもお茶の時間も気にせず、自分のためだけに使える時間は待ち時間ですら至福でした。
    体力や気力が無い疲れ切った人はまず休養が先決ですが、行きたい人は行くべきです。
    続編お待ちしてます。

    • 何が楽しいのって!?ひどい(笑)
      >自分のためだけに使える時間は待ち時間ですら至福でした。
      そうそう、そうなんですよね!
      以前は空港の待ち時間や機内の暇さ加減にうんざりすることもあったんですが、今回は幸せすぎてそれどころじゃありませんでした。
      やりたいことがあって、条件さえそろえばできるのに
      「普通はしないことだから」
      みたいな理由であきらめてしまうのは、本当にもったいないと思います。