獣医さんとサンジ

元気そうだけど実は腎不全のサンジ。体重も尿量は増えなけど、食欲はあるし、シシィと走りまわるくらい体力もあるので、調子はまずまずといったところ。


(ひなたぼっこにゃんこ)

お薬をもらいに1ヵ月ぶりに通院したら、
「おお~来たか~!」
先生に喜ばれた。

たいていの犬猫は病院が嫌いだ。診察室では、噛んだりひっかりたり、震えたり鳴いたり、そりゃもう大騒ぎ。なのにサンジは、ゴロゴロと喉を鳴らすし先生にスリスリまでしちゃう大サービス。獣医さんに愛想をふるような猫は珍しいだろう。

先生は嬉しそうにこう言った。
「この子はいっぱい触らせてくれる貴重な子なので、ゆっくり診ますね!」
・・・うん、モフりたいのね。

実はサンジのゴロゴロは「怖いよう」っていう不安のサインだし、スリスリして甘えるのも「痛いのしないでね」と懇願しているだけ。サンジだって他の子と同じく動物病院が大嫌いなのだ。でもそんなこと、嬉しそうにサンジをモフモフしている先生には言えなかったよ…。

動物病院の先生ってものすごく動物好きなのに、動物たちからは嫌われてしまう、因果な商売だと思った。