運転免許返納問題 独身者の場合

近頃、高齢者による危険運転が問題になっている。あるていどの年齢になったら免許を返納してほしい、でも車がないと生活の足がない…というジレンマ。年齢で運転を禁止する法律はなく、ただただ家族と、
「お父さんいいかげんトシなんだから運転免許を返納してよ!」
「年寄り扱いしやがって!ワシはまだまだ元気じゃ!」
てなやりとりを繰り返すしかない。

運転に問題があるのは年齢だけじゃないし、高齢による認知症ばかりでもない。

この秋に脳卒中を起こした叔父には障害が残った。身体はともかく問題なのは脳のほう。注意力や集中力に欠け、運転をするにはあまりにも危険な状態だ。

けれど本人には自覚がない。
「今までどおり運転できる」
と思いこんでいるから性質が悪い。自分の障害がわからない、という障害だからだ。

問題なのはこの叔父が独身であることだ。家族がいないのである。独身で一人暮らしの場合、運転を力づくで止められる人がいない。これまで一番制御力があったのは姉(うちの母)なんだけど、母自身が要介護になっちゃったもんだから。

頼みの綱は医師の言葉である。先生、運転したらダメって言ってやってください! と頼んだら、担当医はこう答えた。
「それはちょっとできません」

なんでや!
止めろや!
このご時世やで!?
認知症だと診断されたら助言してくれるんやろ?
そら障害の程度は低いかもしれへんけど、医学的にはぎりぎりのラインかもしれへんけど、ぎりぎりのラインで車に乗って人殺したらどうするねん!!!

・・・ほんともう意味不明なことがいっぱいあって、叔母と従妹は疲弊しきっている。独身者が倒れると周りはこんなにも苦労をするものなんだと思い知った。ほんま私も独身でゴメンって思くらいだった。

それでも意味不明ないろいろいろの挙句、今日ようやく車のキーを預かることができました。ひとまずは安心、やれやれ、です。

私自身もそうだけど、独身者が増えているから、今後こういう問題はもっと増えるだろう。田舎で暮らしている以上、そして一人で生きていく以上、運転をせずに暮らしていくことはとてもとても難しい。それでも、車というのは走る凶器。ひとの命を守るためにはもっと厳しい法整備が必要だとひしひしと感じた。

本日の猫写真。私のひざの上でごろごろいってるサンジ君。

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「どいて」
「いや」
「どいて」
「いや」
てな会話をさっきから繰り返してる。重いからいいかげんにどいてほしい。それから私の腕をアゴ置きにするのやめてほしい。

『運転免許返納問題 独身者の場合』へのコメント

  1. 名前:じーじょ 投稿日:2016/12/11(日) 18:13:59 ID:e11fa9dbb 返信

    我が父84まで運転して母を病院に連れて行っていました。介護タクシーも病院の付き添いを含む診察室にも入って貰える、簡単な手続きで、全て含むでないと煩雑過ぎますよね?
    結局家族が書類と格闘、殆ど役立たず
    父は最後に人身事故を起こし車は廃車に、幸い誰も怪我はありませんでしたが、80で全ての運転免許の資格が喪失でもいいのかな?と思います。
    それと認知症の判断が出たらすぐに返納

    ただ、その免許証、返納せず預かると、名義変更で身障者の場合、通院に使う車の税金を0に出来ます。その際、返納していると、本人には運転させませんが、手続きがややこしかったです。
    色々難しいですね

    • 名前:だだ 投稿日:2016/12/11(日) 21:09:04 ID:6cce66cd3 返信

      介護タクシーの書類ってあんまり覚えていないのですが申請方法は自治体によって違うものなのでしょうか。
      どちらにせよ、予約は必ず要りますし、付き添いも必要になりますよね。
      とっさの時に使えないのが一番問題です。
      なんとかもっと手軽になれば良いのですが。

      お父様も免許返納までにいろいろあったのですね。
      お怪我のなかったのは幸いですが肝を冷やされたことでしょう。
      本当に、年齢制限など明確な線引きがあればみんな納得して返納できるのにと思います。