高齢者に車の運転をあきらめてもらう方法、その理想と現実(1)

高齢ドライバーによる悲惨な事故が後を絶たない。若者だって事故は起こすが、加齢や病気により運転を止められているにもかかわらず車に乗り、他人を傷つけるのだから、これはもう殺人であると思う。だが車がなくなるとものすごく不便だし、自分はまだ大丈夫だというプライドの問題もある。

高齢者が事故を起こしたとき
「止めなかった家族にも責任がある」
とよく言われるが、たいていの家族は止めているし、止めたってきかないから、みんなものすごく手を焼いているのである。

ではどうやって止めればいいのだろうか?

1) 説得する

まずは説得が大切だろう。だが、家族がいくら言ってもきかないものだ。かえって意固地になる場合もある。ではどんな人に頼めばいいだろうか?

・年上の親族
・仲のいい友人
・元上司など目上のひと
・民生委員さんなど地域のひと
・かかりつけ医師
・お巡りさん

本人が「この人なら」と信頼している人や、社会的地位のある人から説得してもらうと効果的(と、免許更新センターの人が言ってました)。

強制的に免許停止にすることも可能!

道路交通法により、「自動車の運転に支障を及ぼすおそれがある病気」と認められれば、それを公安委員会に届けることによって、強制的に免許を停止もしくは取り消しにすることができます。これには医師の診断書が必要です。どうしても説得に応じない場合の奥の手。

2) 運転免許の自主返納

説得に応じたら、免許を自主返納してもらう。返納は、免許更新センターのほか、警察署でも簡単にできる。日にちが経つと気分が変わって「やっぱり車は必要だ」ということになるから、なるべく急いだほうがいい。

自主返納と同時に「運転経歴証明書」をもらうことをオススメする。これは見た目も免許証そっくりなもので、免許証と同じく正式な身分証として使えるし、一生更新しないでいい。いろいろな割引サービスもある。

【参考サイト】
JAF「免許証の返納はどうしたらできるの?
警察庁「運転免許証の自主返納と運転経歴証明書について」

3) 車を処分する

たとえ免許を返納し「運転してはいけない」と頭ではわかっていても、目の前に車があると、つい
「少しくらいなら」
「誰にも見つからないだろう」
「ちょっとそこまで行くだけだから」
と、乗りたくなる。依存症みたいなものだろうか。また、認知症など記憶に障害がある場合は、免許がないことを忘れて、車があれば乗ってしまう。

家族としては、高額な維持費もかかるし、事故への誘惑を断つためにも、なるべく早く車を処分する必要がある。大事な愛車を売るのはつらいだろうが振り切ってもらおう。もちろん、同居の家族が運転する車のキーを目の届かない場所に保管しておくことも忘れてはならない。

まとめ

・家族がダメなら信頼できる他人に説得してもらう
・運転免許を自主返納してもらおう
・車を処分し、物理的に運転ができない状況にしよう

車が便利なのはわかるし、車がないと不便で仕方がないのもわかる。家族にいわれてもなかなか手放せない気持ちも。

だが、病気になってからでは遅い。認知症や高次脳機能障害になると、正常な判断ができないため、自主返納への道はますます険しくなる。「今はまだ大丈夫」といえる間に、ちょっと早いくらいのタイミングで免許を返納してもらうことが大事だ。車の運転には人の命がかかっている。被害者はもちろん、事故を起こす人も、その家族も、すべての命がここにかかっている。

これは理想論でした

残念ながらここまで書いたことはただの理想である。机上の空論に近いかも。

現実はこんなにうまくいかない!

そんなに簡単だったら苦労しない!

まさにそれで今現在、私たち家族は悩んでいるのです。
次回は私たちが直面する『現実』をお届けしようと思います。

(たまにはお役立ちブログ風に書いてみたよ!つまらんなー!明日は本音でガンガン書きますわ)

『高齢者に車の運転をあきらめてもらう方法、その理想と現実(1)』へのコメント

  1. 名前:maru 投稿日:2018/05/31(木) 06:59:59 ID:4a93386ce 返信

    だださん,(この文体)どうしたの?
    と思いながら読み進めてました。
    次回が楽しみです。

    • 名前:だだ 投稿日:2018/05/31(木) 20:55:48 ID:5e8c769df 返信

      なんかいろいろ考えてしまって頭がカッカしていたものですから…
      でも今日になっても結局カッカしたままでした!(笑)
      楽しい記事にはならなくてすみません。

  2. 名前:とも 投稿日:2018/06/01(金) 01:18:56 ID:52045bfdb 返信

    だださん、こんばんは。
    お疲れ様です。

    高齢者自動車事故が増えても、他の高齢者たちは他人事で、
    自分は大丈夫と思い込む。
    実際、ヒヤリ運転多し。
    運転したいかもしれないけど、脳の疾患あっては乗れないですよね。
    事故起こす前に、諦めてもらうことと、生活に車が必要なら、
    対策を。。。と。
    しかし、お一人身では難しい。。。ですよね。
    本人も一番の悩み所だと思います。

    いい方法で。。。

    解決出来ることを。。。願っております。
    失礼。

    • 名前:だだ 投稿日:2018/06/01(金) 21:41:15 ID:50a5bae34 返信

      ありがとうございます。
      まだ65才なので高齢というには少し早いのですが、運動能力的には90代かと思います。
      でも自覚がなくて…老いて弱ってしまったことを認めたくないんだと思います。
      私もひとのことは言えませんが、独身ってこういうとき罪ですね…
      迷惑をこうむるのは必ず他人なわけですから。

      いい方法…なにかあるといいですが…