今が楽しければそれでいい

今日はデイサービスでの仕事だった。朝から夕方までの数時間。食べて遊んで、笑って歌って、楽しく過ごしてもらう。

午前中はゲームをした。負けたチームが罰として歌を歌わなくちゃいけないんだけど、すごく盛り上がっちゃって、勝ったチームもいっしょに歌いだしてしまった。ソプラノとアルトに分かれた完璧な二重唱! うちのデイのコーラスめっちゃうまいよ!
「あー、おもしろかった!」
歌い終わったら、みんなで大笑いだ。
「みんなで歌ったら罰ゲームの意味あらへんな!」

午後からは誕生日会。プレゼントとハッピーバースデーの歌とおいしいケーキ。
「ああ、なんて幸せ! この年まで生きてきてよかった!」
と利用者さんは喜んでくれた。
「私は一人暮らしやから、家に帰っても、なんもおもしろいことないねん。ここで笑わせてもらって幸せや。ありがたい、ありがたい」
私たちもいっしょに笑い、いっしょに歌い、皆さんのにこにこ顔が見られるので、幸せなひとときだ。

でも、利用者さんの大半は認知症。
帰ったらぜんぶ忘れちゃう。
笑ったことも、歌ったことも、私たちのことも忘れる。
プレゼントも忘れられてくしゃくしゃになって部屋の隅に捨てられる。
デイのバスで迎えにいくと、
「どこに行くんだっけ?」
と毎朝いわれる。

「だけどそれでいいのよ」
と上司は言う。
「忘れられてもいいの。『今』が楽しければいいのよ。昨日のことを忘れて、明日のことを心配してもそれもすぐに忘れちゃって・・・だから、今しかないの。『今』を生きてるんだから。
それに、何をしたかは忘れても、楽しかったって感情はきっとどこかに残ってるから。たくさん笑えば元気になる!」

上司はそんなことを言いつつも、要介護の利用者さんが回復して要支援になり、微妙な苦笑いをしていた(要支援だと収入が減る)。

事業所の収入はともかくも。

昨日をくよくよせず、明日に悩まず。
私も「今」を笑って生きたいと思った。

本日の猫写真。仲良し2ショット。


(お手てつなぎにゃんこ)

ヘルパー行ってからデイサービスに行くので、金曜はちょっと疲れています。
でも夕方、仕事から帰ってくると、
「ニャニャーーーーーニャニャニャーーー!」
家に入る前から猫の声が聞こえてきます。窓辺にすわるシシィが私の姿を見つけて
「やっと帰ってきたニャー!遅いニャーー!」
と、ものすごい勢いで文句を言っているのです。
「もう、あたしを置いてどこ行ってたのよ!!!」
「早く私を抱っこしなさいよ!」
シシィさんは、それはそれはうるさいのです。
一方サンジはひっそりと寄ってきて、足にスリスリしながら「おかえり」を言ってくれます。

うるさいのは猫だけではありません。
部屋に入るなり
「おかえり、トイレ行きたいんだけど!」
と叫んでいるのは・・・母です。
「おい、これどうしたらいいんや!?」
台所でテンパっているのはオヤジです。
我が家はいつもにぎやかです。
帰宅後の30分間は、正直、仕事よりも忙しいです。
ああ、コーヒー飲みたい…。