「作話」 という本当のウソ

昨日、母が
「ヘルパーさんと一緒に転倒した」
と言っている記事を書いた。本当なのかウソなのかわからない。本当だったら大事だが、ウソだったら申し訳ないので、事業所に確認するのも気が引ける…という話。

勇気を出して確認してみた。ヘルパーさんに電話した。
「転倒もしていませんし、足の痛みを訴えることもありませんでした。排便があった以外は何もなかったです」
とのこと。つまり…ヘルパーさんはシロ! 真っ白!

このことは母には伝えていない。母はあくまで「ヘルパーさんとトイレで転んだ」と言い張るにきまっているからだ。

妄想の多い母の言葉を信じるか?
十年来のつきあいのあるヘルパーさんを信じるか?
悪いけど、私はヘルパーさんを信じるのです。おかあさんゴメン。

母は何かの拍子に足を傷めたらしく、痛みの原因をいろいろ考えてしまったのだろう。
「もしかしてどこかでぶつけたのかも?」
→「転んだのかも?」
→「ヘルパーさんと転んだのかも?」
→「ヘルパーさんとトイレで転んで大変だった!」
というふうに変わってきたのだと思う。

あんまり良く知らないけど「作話」というものだ思う。高次脳障害のひとつ。
派手な妄想はだいぶおさまったせいか、近頃はこちらのほうが顕著になってきている。

作話とは
思い出せない状況や、事柄などについて虚構の話を作ることです。欠落した記憶を補うかのようにつじつま合わせをするもの(当惑作話)や、物事の事実関係があいまいになり、願望が現実のように日常会話の中に出てくるもの(空想作話)などがあります。あまりにも流暢(りゅうちょう)に話が作られるので、直接介護していない周辺の人は、何の疑いもなく信じてしまいます。
介護110番より)

そうそう! そうなのよ!
母はまあまあしっかりして見えるし、もともと口達者なので、作話もすごくうまいのだ! 話に矛盾がない。一貫性のあるウソ。しかもリアルすぎるウソ。ウソなんだけど、本人にとってはそれが唯一の真実だ。ウソなんだけどウソじゃないんだ。

施設の人たちも、オヤジも、みーんなコロコロ騙されている。私はギリギリ騙されてこなかった(と、思う)けど、ついに
「やられたー!」
って感じです。たちが悪いわー。

ヘルパーさん疑ってごめんなさい!

でも足の痛みは本当のようなので、来週早々にも病院へつれて行こうと思います。本当は今日にも行きたかったんだけど、「再診は月曜しか受け付けません」と言われちゃったから。

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